伊吹山麓のめぐみ
@伊吹野そば
野洲から約1時間。目的地までの道中で高島市のメタセコイヤ並木に立ち寄りました。 ツーリングやドライブでも人気のスポットで、紅葉も終わりかけの時期でしたがまだまだとてもキレイでした。 平日の早朝にもかかわらず、たくさんの人が景色を楽しんでいました。 赤・黄・オレンジの葉が周囲の山々や高原に映えています。 秋だけでなく、春の芽吹き、夏の深緑、雪景色もきっとキレイだと思います。
さらにそこから30分。 米原市伊吹町へそば打ちを体験しに行ってきました。
皆さん、日本のそばの発祥地がこの伊吹町だということをご存じでしたか? おいしいそばは、水と空気がきれいなところでしか作られないというイメージですよね。 伊吹町は澄んだ空気と伊吹山麓のキレイな水の恵みを受け、おいしいそばを作るのにとても恵まれた土地なのです。
今回お邪魔した伊吹野さんでは、伊吹の水を使った挽きたて、打ちたてのそばを頂けます。 それだけでなく、職人さんからそば打ちを教わることもできます。 そば好きの私たちにはたまらない場所です!
今回は予約が私たちだけだったのでマンツーマンで教えてもらいました。
まずは… 〇生地を練る
そば粉、小麦粉、水を入れて練ります。 空気を抜きながら一つの大きな塊にするのですが、思った以上に力がいります。時間がかかりすぎると乾燥してしまうので手早くやるのがコツ。最後は職人さんに手伝っていただきました。
次に、 〇生地をのばす
打ち粉をふり、綿棒でのばします。向きを変えて均等に生地を机いっぱいまでのばしていきます。 力加減が難しく、所々破れてしまいましたが何とか完成です。
最後に、 〇生地を切る
のばした生地を折りたたんで切っていきます。
押さえた板を少しずつずらし、2mmほどに均一に切るのですが、これはかなりセンスのいる作業です。力加減がポイントで見た目以上に難しいです。
細かったり太すぎたりと、個性的な麺ができあがりました!(笑) お店へ移動して打ち立ての生地をざるそばにして頂きました。
見てください、この不揃いな麺!
きしめんのような太い麺、そうめんのように細い麺…
「これ誰が切ったやつ?!」と言い合いながら楽しくいただきました。 やっぱり普段食べているそばとは食感が違いますが、自分たちで作った麺は愛着がわきますね。
予約は一週間前まで、打った麺は持ち帰ることもできます。 年越しそばに自分で打った麺を食べるのもいいかもしれませんね(^^) みなさんもぜひ、体験してみてください!