八幡堀やヴォーリズ建築で有名な近江八幡。

行かれたことのある方も多いと思いますが、いつでも行ける地元だからこそあえて行っていないという方も多いかもしれませんね。
そんな近江八幡のモデルコースともいえる旅。さわやかな秋晴れの中、八幡堀水郷巡りからスタートです。

平日の朝一番ということもあり、舟は貸切り状態。舟から見える景色は色づき始めた木々がお堀の周囲に立ち並ぶ土蔵に映えて最高にキレイです！春、夏、秋、冬、どの季節も風情ある景色が見られそうですね。

約35分の水郷巡りを終えて、食いしん坊な私たちは八幡の”食”を求めて赤こんにゃくの名店、乃利松食品の吉井商店さんへ。織田信長が天下の奇祭という火祭りで赤い長襦袢を着て踊ったことから、これにちなんで赤く染め上げられた「乃利松の赤こん」。赤色は三ニ化鉄の着色できめが細かく程よい柔らかさです。

お店のショーケースに並んでいた「こんにゃくかくれん棒」という味付けこんにゃく入りの練り物をいただきました。ほんのり味のついたこんにゃくがおいしいです！ピリ辛とうがらし入りの赤こんにゃく等もあります。

続いては、ヴォーリズ建築めぐり。吉井商店さんの近くにある旧八幡郵便局は大正期のヴォーリズ建築のひとつで、当時の雰囲気そのままに保存されている風情ある洋館。大正時代にタイムスリップしたような気分になります！

アンドリュース記念館や、近江八幡教会牧師館は外観だけを見て回ったのですが、赤茶色の屋根やサッシの落ち着いた色味が個人的にとても好みでした。

まわりには絵を描いている観光客の方がたくさんいらっしゃいました。
１００年近く経った今でも、地元の方たちによって守られているヴォーリズの建築。私たちもこんな風に長く愛され続ける家を作っていきたいです！

今回は仲屋町通り周辺を散策しましたが、他にもヴォーリズの建築物はたくさんあります。また改めてゆっくり見に来たいと思います(^^)