アメリカ仕込みの本格デリカ
@eighthills delicatessen BY西村料理研究所
滋賀県立大学のすぐ近く、湖岸道路沿いにある建物。
一見、民家か倉庫のようなお店には見えない外観。
よく見ると、可愛らしい豚のマークが。こちらが『eight hills delicatessen』
オーナーシェフ西村さんが快く取材に応じてくださいました。
大学を卒業後、料理人となった西村さん。
いくつかのレストランで経験を積み、その後アメリカ・シアトルへ。
イタリアンの名店でさらに腕を磨かれました。2014年に帰国後、
地元彦根市にてアメリカンスタイルのデリカテッセン『eighthills』をオープン。
ハムや惣菜、自家製の加工肉、サンドイッチ、デザートなどを販売されています。
その美味しさが口コミで広まり
わずか4年でランチ時はお店がいっぱいになるほどの人気店に。
お一人でされているとは思えないほど
たくさんのお総菜や加工肉がショーケースに並んでいます。
この日いただいたのは、、
サンドイッチセット
サーモンのキッシュプレート
デリカテッセン8種盛り
デリカテッセン18種盛り
お花畑のようにカラフルで綺麗なプレート。食べるのがもったいないぐらいです!
食べているとだんだんお酒が欲しくなります…
『ワインに合いそう~』と言いながら、
とてもボリューミーなプレートをあっという間に完食!
美味しく楽しいランチタイムでした♪
私個人的にはサツマイモのサラダがクセになる美味しさでお気に入りです!
西村さんのこだわりはできるだけ滋賀県産の食材を、
『最適調理』というその食材が一番おいしく味わえる方法で調理すること。
豚肉は国産で屠殺後一度も冷凍されていない新鮮なものを使用しています。
“いい食材からしかいい加工肉は作れない”というのがモットー。
そして一番のこだわりは、あくまでアメリカンスタイルのデリカテッセンという事。
アメリカは移民の国で伝統がないため、
新しいものを取り入れていける。かといって、アレンジしすぎず
元々の食文化をいかしながらその土地に合ったお料理にしていくのだそうです。
西村さんおすすめNo1デリカは…ポルケッタ!
味付けした豚バラ肉を塩漬けにし、じっくり加工しています。
開店当初から守ってきた思い入れのあるメニューで、
『年々クオリティもあがっている』との事。手間暇かかったこだわりの逸品!
週末には遠方から遥々買いに来る方もたくさんいらっしゃるというのは納得です♪
今後はeighthillsのデリカに合うワインなどのお酒も販売していく予定だそうです。
料理について素人の私たちにも分かりやすく、色んなことを教えてくださいました。
お料理へのこだわりと飽くなき探求心が伝わってきて、
西村さんのお話に惹き込まれていきました。
味やこだわりはもちろんですが西村さんの優しく仕事に真摯に取り組む姿、
そして何よりいつも楽しそうなお人柄も、お店が愛される秘訣なのかもしれません!
お酒が好きな方に心からおススメしたいお店なのはもちろんですが、
お酒はあまり知らない…という方でも、
デリカに合うお酒探しから始めてみるのも楽しそうですよ♪
★おまけ★
お店はもともと塾の施設だったところをカフェに改装。
そこからさらにご自身でDIYをして現在のかたちに。
世界中を旅されていた西村さんらしいインテリア。
いろんな国のオシャレな雑貨が並んでいました♪
いたるところにトレードマークのpigが♪
eighthillsさんはこの翼の生えた豚=FlyingPigが目印!
デリカ=豚(ハム・ソーセージ)
FlyingPigは“有り得ない、不可能なもの”という意味があるそうですが、
“不可能を可能にしたい”という想いを込めてイメージキャラに採用したそうです。
シンプルでとても愛らしいキャラクターですね!