地震への対策について

地震への対策について

こんにちは。
設計部の田中です。

 

初めてのブログという事で、どんな内容をお伝え

しようかと毎日悩んでおりましたが皆様にとって

少しでも有益な情報をお伝え出来れば

と思っておりますので、
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

 

突然ですが皆様は地震に対してどのような

考えをお持ちでしょうか。

 

個人的なお話しにはなりますが、

私は高校生の時に大阪北部地震を経験しています。
東日本大震災や阪神淡路大震災のように

多くの方の記憶に残っている災害ではない

かもしれませんが、最大震度は6弱で、

人生で初めて経験する大きな揺れに恐怖を感じた

ことを覚えています。

 

地震大国である日本に住んでいる以上、

私と同じように地震に対する恐怖を感じたこと

がある方は少なくないと思います。
これから起こるであろう南海トラフ地震も

含めて避けられない地震への対策として

4月から湖都コーポレーションで標準採用

することになった制震ダンパーのメーカーの方に

お話しを伺いましたので、

その内容を皆様にもお伝えできればと思います。

 

勉強会写真

 

まず、「地震に強い家」というのは

どのようなものなのでしょうか。
それを測る基準として、

耐震等級というものがあります。
耐震等級の基準について簡単にご説明すると
・耐震等級1
建築基準法で定められている最低限の耐震性能を満たす水準
(震度6、7の地震でも倒壊はしないが、一定の損傷は許容する)
・耐震等級2
耐震等級1の、1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度の水準
・耐震等級3
耐震等級1の1.5倍の地震力に耐えられるだけの性能・耐震強度水準
(一度大きな地震が来てもダメージが少なく、住み続けられる)

 

耐震等級2と3は長期優良住宅の基準にもなっており

湖都コーポレーションでも耐震等級3が標準です。
ただ、耐震等級が良くても地震に対するリスクが

無いわけではありません。

その理由が「共振」という現象です。
地震の揺れというのは、

小さくカタカタ揺れる地震から、

大きくユラユラと揺れる地震まで様々です。

また、その地面の揺れを受けて起こる建物の揺れ方というのも様々です。
地面の揺れと建物の揺れが合致してしまった時に、

共振という現象が起こり、いくら耐震等級が良い家

だったとしても倒壊してしまう事があるのです。

 

そこで湖都コーポレーションではWindamper

(ウィンダンパー)という制震ダンパーを

標準採用していきます。

 

制震ダンパーは衝撃を抑えることで住宅の

損傷や変形を抑えることが本来の役割です。
特にこのWindamperは小さな揺れから

作用すること、あらゆる揺れに

対応している事が大きな特徴です。
小さな揺れというのは、大体震度1、2程度の

揺れのことでほかの制震ダンパーはこのような

小さな揺れには機能しないものがほとんどだそうです。
また、通常、制震ダンパーというのは

地震の揺れと建物が共振している間は

その機能を発揮できませんがWindamperは

共振時の振幅も抑制することができるため

建物を倒壊させない事はもちろん、

構造自体も守る事が出来、

複数回の地震にも耐えることができます。

 

住宅の性能を測る上で数値というものはもちろん大切です。
ただ、数値が良ければ全て良い、というものでもありません。
お客様に長く安心して過ごして頂けるような

お家づくりを湖都コーポレーションは目指しています。

 

皆様の大切な方を守るお家づくりを

一緒に考えてみませんか?

 

Tanaka

days一覧へ戻る

contactお問い合わせ・資料請求