国立博物館
皆様こんにちは
先日、東京出張に出かけてきました。
出張の際はせっかくなのでいつも空き時間を見つけては、インテリアショップなどに出かけています。
ただし今回は趣を変えて・・・!?上野公園にある東京国立博物館へ出向いてきました。
博物館の建物もさることながら展示されている国宝の数々が圧巻でした。
やっぱり実物を見るのは良いですね。まさに「百聞は一見にしかず」です。
仏像から始まり、絵画、書跡、彫刻、等々一日見ても飽きません。
そんな中で私が一番感銘したのが江戸時代に描かれた建物の図面です。
京都の茶室です。
この模型は「起こし絵図」と言うものらしいです。今でいう展開図を起こしたものです。
現代のようなCADのない時代にすべてを手書きで、しかもかなり細かく描かれています。
詳細はこちらをご覧ください。
現代はCADがありこのような手書きはほとんど見る事が有りませんが、やっぱりプロ、職人、て感じがします。
今我々建築業界もこの時代に見習って本当のプロ、物作りの職人を目指していきたいものです。
ちなみにKOTOでは、お客様のご提案は江戸時代を見習い!?
すべて手書きの「起こし絵図」!?で提案をさせて頂いております。
CADでは、表現できない、伝わらない良さがある事が今回この図面を見て再認識いたしました。
比べることは出来ませんが、江戸時代の先人に負けないように努力していきます。
今我々が書いている図面が200年後に東京国立博物館に飾られますように!?・・・がんばります。